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不確かで不安な穴の淵で戯れる~ソラニン 

ヴィレッジバンガード下北沢店で欲望物色中にみつけ、第1巻を買う。
約1週間後、どうしても続きが読みたくなり、終電間際に同店に駆け込み、第2巻を買う。

■『ソラニン』全2巻 浅野いにお 2005.12/2006.5

ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)
浅野 いにお (2005/12/05)
小学館

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舞台は和泉多摩川、というか多摩川。
主人公芽衣子を中心とした、24、5歳の仲間達の青春物語。

恋人、友達、仕事、生活、才能、将来、夢、そして東京。
いくつもの不確かで不安な開いた穴に飛び込めず、穴の淵をぐるぐる回ったり、腰掛けたりする。

後半、リアルな大きな穴に直面し、小さな決心をもとにそれぞれが行動を起こす。

でも、大きく世界が変わるわけではなく、もとの生活に戻っていく、但し、前より心は少し強くなって。


コミカルで、真剣で、そして切ない秀作です。

good!good!goood!
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[2007/10/16 01:34] 小説 | TB(0) | CM(4)

毒と笑いと道徳の盛り方、味わい方~大阪ハムレット2 

博多帰りに読んだ『大阪ハムレット』の第2巻を買いたくて、下北沢の博文堂書店で購入。

■『大阪ハムレット』第2巻 森下裕美



「手塚治虫文化賞 短編賞」「文化庁メディア芸術祭 優秀賞」を受賞。
知らなかったが、なるほどなと思う。

キャリアがある漫画家で、作品の基本に道徳とか人間性がある作品に授賞を、という権威主義、官僚ことなかれ主義に、見事に利用されてしまった。
例えば西原理恵子の『ぼくんち』も同様。

※注:私は両作品とも大好きで、リスペクトしてます。いいたいことは、作者・作品側ではなく、賞を授ける側の不純な発想が透けて見えるということです、悪しからず。

さて、肝心の作品内容ですが、相変わらず、毒と、とほほ感と、くすり笑いと、ほろり感が絶妙。
第1巻に比べ、ハッピーエンドの話しより、悲しいまま終わる話が多く、読後に切ない気持ち、というより、刹那感が残る。

また、最初は嫌いだったが、森下さんの絵、というより登場人物の顔にどんどんはまっている。味があって、ホントに良い!
大阪にいそうだもん、こんな人たち。(そういえば、奈良美智の、不機嫌な子どもに似ているなあ)
今巻では、バレエ教室のハナコ先生が一番好きです。

次巻も期待です。

good!good!

大阪人情マンガ・ドライ画法~大阪ハムレット →

[2007/09/15 16:20] 小説 | TB(1) | CM(0)

安野モヨコは働きマン 

■『働きマン』第4巻 安野モヨコ モーニングKC 2007.8



安野モヨコ作品は、かなり前から、『美人画報』や『ハッピーマニア』をパラパラと読んでいた。面白かったが、岡崎京子マニアなので、失礼ながら、岡崎京子以降、岡崎京子未満と思っていた。
しかし、『さくらん』と『シュガシュガルーン』と、そして『働きマン』を描きだした頃から、とんでもなく才能があり、そして働く人だなあと思った(他2作はまだきちんと読んでいないけど)。加えて、庵野秀明の妻っていうことも、とってもすごいことだけどね。

で、現在『働きマン』にハマり、現在、出たら買い状態。

女の心意気と、仕事への姿勢と、そして仕事とプライベート、男と女の悩みを、小気味よく描いている。基本的に一話読み切り型であることも、キャッチーで良い。
今回の第4巻も相変わらず、健在。
今後もしばらく、読み続けることとなるでしょう。

少し欲を言えば、何とかマンは、そろそろ少し食傷ぎみかも。(でもこれを止めたら、このマンガのコンセプト自身が崩壊するなあ・・・)

補足ですが、夜中のアニメも面白かった。DVD化されないかなあ。
また、この10月からは菅野美穂でドラマ化とのこと。安野さんもぴったりとおっしゃっているらしい。

good!good!

[2007/09/12 06:48] 小説 | TB(2) | CM(0)

大阪人情マンガ・ドライ画法〜大阪ハムレット 

『大阪ハムレット』第1巻 森下裕美 双葉社 2006.5

福岡空港で買う。東京までのフライトの間に読む。

少年アシベ(ゴマちゃん)の作者の最新作。

基本的にこの人は絵は嫌いで、読み始めはなかなか入り込めなかった。
が、読み進めると、意表をついて良かった。

普通の大阪人の、でもちょっと変な人たちの、日常を描いたショートストーリー集で、毒と、とほほ感と、くすり笑いと、ほろり感が絶妙。
そして、登場人物の表情が抜群。この絵以外、ありえない。

とりあえず、簡単に読め、そして読み返すと、また味が出てくる、都こんぶのような作品です。
実際、自宅の着くまで3度読み返してしまった。


good!good!

→ 毒と笑いと道徳の盛り方、味わい方~大阪ハムレット2
[2007/09/10 06:48] 小説 | TB(0) | CM(0)

バレエ漫画の極み、『SWAN~白鳥』 

『SWAN~白鳥』有吉京子 秋田文庫 1995~(文庫版)

少し前に下北沢のバーDで、店主Mさんと友人I☆から勧められた。
最近読んだ山岸涼子『テレプシコーラ』がすごいって、話したら、二人から「アラベスクと有吉京子を読んでみなさい」と
ハモられた。

最近愛蔵版が順次発売されているが、私が読んだのは文庫版。
15巻くらいあるうち、とびとびで10巻くらいを読む。

多分、バレエ漫画の大作にて最高傑作。
とても30年前の作品とは思えない。バレエの知識と心理描写と、それを表現する画力、すべてが「極み」に達している。

また、バレエ知識に裏付けられた。「解釈合戦」がたのしい。「そのジェスチャーを飛ばすと、クライマックスで話しが完結しない!」「この東洋の少女、なんと斬新な解釈をするんだ(絶句)」みたいな(笑)

僕らが男アニメに夢中だった頃、(当時の)少女たちは、こんな大人な漫画を読んでいたのか・・・。話しが噛み合うはずないな。

あと追いで、『トーマの心臓』とか『デザイナー』とか読んでいますが、どなたか少女漫画の隠れた(隠れていなくてもよいですが)名作を教えてください。


good! good! good!goddest!!!
[2007/09/05 23:20] 小説 | TB(0) | CM(0)

引越し先のブラックジャックによろしく 

5ヶ月あまりさぼっていましたが、すこしずつ復活させます。

■『新ブラックジャックによろしく』第1巻 佐藤秀峰

講談社「モーニング」から小学館「ビッグコミック・スピリッツ」への移籍により、内容やスタイルが変わってしまうのではと心配していた。
しかし、本作ではまったく問題なく、ほっとした。
臓器移植というタイムリーな医療テーマのイントロである一方、20代の青春と人間関係ドラマでもある。また、シリアスさとコミカルさとのバランスも、いつも通り絶妙。
何か円熟味を感じる。絶対次巻も購入しよう。

good! good!
[2007/03/23 05:36] 小説 | TB(0) | CM(0)

名作だけに蛇尾はヨシテネ、NANA 

■『NANA』16巻 矢沢あい 集英社 2006.9.15


ハチが結婚したあたりから、正直いって展開がダレてきた感がある。
大好きな作品だから買い続けるが、そろそろ終了してもよいなあ。

umm-icon050501.jpgumm...

→単行本8、9巻の頃、『ダヴィンチ』の特集を読み、即まとめ買い。その後、新刊が出るたびに購入
[2006/10/09 21:31] 小説 | TB(0) | CM(3)



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