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今と小説の付き合い方、ラブ&ポップ 

『ラブ&ポップ トパーズ2』村上龍  幻冬社 1996.11

ちょうど10年前の「現代」小説。援交、コギャル、雑誌Cawaii!が全盛期の頃の小説。
せつなくて、迷っていて、そして救いのある、いい話。

流行、風俗を取り込んだ小説やエッセイは、後の時代に読むと、モノの時代遅れ化、価値観の変化から、風化、陳腐化するものが多い。しかし、この小説は10年後の今読んでも陳腐化していない。
それは、時代を超えて普遍的に通じる考え、思いをベースに、きちん「寓話化(物語化)」されているからだろう。
村上龍はあとがきでこう述べている、『(ブランド品と援助交際を口実にして、女子高生は)他者との出会いの「可能性」に飢えている』と。
この『他者との出会いの「可能性」に飢えている』といった気持ちが、普遍性を持ち、そして小説としてのエピソードや話の展開が優れたているから、古く感じないのだろう。

 そういった意味で、村上龍の、きちんと時代と向き合って、かつ物語化する力はすごいと思う。
 時々エンタテイメント性を逸脱した饒舌さ、毒舌さから、読みにくい作品もあるが・・・。


ブックオフの100円コーナーで発見。
ここ1年くらいの間に読んだ村上龍作品の中では、個人趣味からいえば、
◎半島を出よ
×共生虫
でした。

good!good!
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[2006/09/09 01:10] CD | TB(0) | CM(0)

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